アメリカ一周グレイハウンドの旅 その9

カリフォルニア州ロサンジェルス編 1983年5月23日~28日

ロサンジェルスの空はアリゾナと違って毎日スモッグでどんよりとしていた。
RTD(Rapid Transit District)というロサンジェルス含むカリフォルニア南部をカバーするバス網が大変便利だった。ただ、乗り継ぎが複雑でよく似た名前のバス停もあり、意外と大変だったりもした。ロサンジェルスのバス内でも変な人を見かけた。腹毛を隠している太った親父。足が大きすぎて指が突き出したハイヒールを履いた女性。爪が異常に伸びた人などなど。
ロサンジェルスでは友人宅に泊まることができた。ハリウッドの山の中腹にあるプールに露天ぶろ付きの大邸宅で、滞在中は自炊してこれまでの食生活を改善できた。

腹毛 乗客
腹毛を隠すおっさん バス内での観察

テキサス州サンフランシスコ編 1983年5月28日~6月4日

同郷からノースカロライナ大学とインディアナ大学に留学している2人の先輩とその友人との4人でレンタカーを借りてサンフランシスコへ。トヨタのターセルという小型車だけどアメリカ仕様なのでとにかくスピードがよく出る。4人と荷物を一杯積んでも高速を軽々と飛ばすことができた。
途中でモントレー海岸の17マイルドライブ沿いに観光しながら夕方にサンフランシスコに到着した。
サンフランシスコではカリフォルニア大学に勤めている日本人夫妻の家にお世話になり、観光を楽しんだ。


テキサス州ヨセミテ編 1983年5月30日~6月1日

ヨセミテではカリービレッジにあるテントに宿泊。冬の大雪で公園の川が各所で氾濫していた。公園内ではトレイルをハイキングした。森林浴を存分に楽しむことができた。
サンフランシスコへの帰り道、マリポサグローブの巨木森林に立ち寄った。自分が小人になったと錯覚するほどの巨木が林立様子に驚愕だった。 <


カリフォルニア州ソノマ編 1983年6月2日

サンフランシスコから車で1時間半の所にあるソノマ・バレーにあるセバスチャン・ヴィンヤードに行った。芝生に座って食べたチーズとパンは最高に美味しかった。

友人たちと別れてバスの旅を再開。