ヨーロッパ 鉄道とレンタカーの旅
第5日目 8月5日(火)現地時間

ラック・ブランルートマップラック・ブランルートマップ
今回の旅行のメインイベントであるエギュイユ・デュ・ミディ・ロープウェイ。
できれば朝一で搭乗口に行きたかったのだが、宿からのバスは7時40分しかない。
おまけにロープウェイ口より手前のバス停で降りてしまったので歩いて行く羽目に。
で搭乗口に着いてびっくり、すごい人だ!我々はマルチパスを持っているのでゴンドラの順番を予約する必要がない分ましだが、それでも30分以上待たされた。
ゴンドラはまず標高2317mの中間駅「Plan de l’Aiguille」へ。
途中のロープが掛かる支柱を通る時にゴンドラが大きく揺れると乗客から悲鳴に似た歓声が上がる。
そこから3777mのエギュイユ・デュ・ミディ山頂駅までは一気にゴンドラが登って行った。
ロープウェイを降りてまず屋上の展望台へ。
手すりの向こうは1000mの断崖絶壁。風がなかったせいか思ったより寒くはなかったが、思わず足がすくむ高さだ。
頂上駅からイタリアのエルブロンナまで3つのゴンドラが連なったロープウェイで1時間の空中ブランコを楽しんだ。
その後Plan de l’Aiguilleまで降りて、2時間のハイキングをする予定だったが下りのゴンドラの中で優仁が気分が悪くなったのでハイキングを断念して、モンタンヴェール鉄道で氷河を見に行くことにした。
登山鉄道は海外からの家族連れや観光客でいっぱいだった。
終点駅の氷河を見下ろすテラスで昼食を取り、ロープウェイで氷河の入口まで降りる。
入口と言ってもロープウェイを降りてからさらに50mほど階段を下りて行かなければならない。
地球温暖化の影響だろうか、氷河がどんどん後退している。何年前の氷河入口はここだったという標識があるのだが、ほんの数年で数メートルも下がっていた。
夕食はレ・ズッシュ中心にあるレストラン「ル・バジリック」で地元サヴォア地方の料理「ラクレット」を食べた。
炭火でチーズを溶かす本格的なラクレットだった。