アメリカ再訪 レンタカーの旅12日間

第3日目 8月10日(水)現地時間

自由の女神:地下鉄グリーンライン「ボウリング・グリーン駅」で下車。リバティー・アイランド行きフェリー乗り場があるバッテリーパークは目の前だ。パーク内のクリントン砦でネット予約していたフェリーのチケットをゲット。出航の9時まで公園を散策。YAMATOがさっそくリスを見つけた。
木の幹に隠れてはちょこっとこちらをのぞくそぶり。どうやらリスの方が一枚上手だった。

フェリー乗船のため列に並ぶが、桟橋のテント小屋は土産売り場と思いきや件のセキュリティーチェックであった。エックス線のゲートをくぐるだけなら簡単なのだが、いちいちベルトやポケットのものをすべてトレーに出すのが面倒。
やっとフェリーに乗船。フェリーが岸壁を離れると乗客みんなマンハッタンのビルをカメラに収めだした。ベンチに腰掛けた中年の男性が、手すりにいる若者に対して、そこに立たれると景色が見えないと文句を言い始めた。
どの世界にもこういったわがまま人間がいるものだ。一瞬「ムッ」とした表情を見せた若者も、「わかったよ、この写真をとったらのくから」と上手にその場を離れた。

10分ほどでフェリーはリバティ・アイランドに到着。まずは、女神像の足元で記念撮影。そして、台座内部と博物館に行った。その前にまたもやお決まりのセキュリティ・チェック。手荷物は一切持ち込み禁止で、電子式ロッカーに預けさせられた。このロッカー、鍵がなく、指紋で本人確認をするとともに、一度
ロッカーを開けると再び閉じることができないという徹底した対策がなされている。ようやく、セキュリティーチェックを終え、まずは博物館へ。女神像制作の工程や女神像にまつわるあらゆるアイテムの展示があったりとじっくり見ると勉強になる内容だった。そして、エレベータで台座の展望台へ登った。
29年前には、そこからさらに王冠まで登ったのだが、今は一日限定240人しか許可されていないらしい。さらに、この10月からは女神像自体が大改修工事のため内部への立ち入りが一切禁止になると発表されている。リバティー・アイランド・フェリーはエリス島経由でバッテリーパークに戻った。エリス島の移民博物館は時間の都合で行くことができなかった。

<DAY 3> August 10 EST
Our hotel is located at a very convenient place for sightseeing. Just one change to an express train on the Green Line brought us to Bowling Green Station. Walking around the Battery Park, YAMATO again found several squirrels, which were smart enough to play hide and seek with him.
We had to go through two security checks before going into the pedestral. I wanted my kids to see the same view from the crown as I did 28 years ago. I learned that the tickets were all sold out for three months ahead. But we were kind of lucky to be able to go into the Statue as they announced the closure to the interior of the Monument from October 29 to conduct more renovations.


MOMAニューヨーク近代美術館:昼食は、ウォール街にあるデリでサンドイッチを食べた。お店の床を大きなネズミが走っていくのを子どもたちが見つけてびっくり。午後は、ネラさんのお父さんが勤めるニューヨーク近代美術館へ行った。インフォメーションで職員の知り合いだと伝えるとゲスト用の無料のチケットをもらうことができた。お父さんの案内で各フロアーを回ったが、
「自分でさえ30年勤めていて全部見れない」くらい広い上に、まだ全員時差ぼけで睡魔がおそってきたので夕食前にホテルに帰って休憩することにした。

Getting back to Manhattan, we visited MoMA, where Nera’s father worked. All the art works at the museum were so interesting that we could have spent a whole day seeing them. But we couldn’t stand the jetlag and went back to the hotel before dinner.


ソーホー:夕食はネラさんのご両親にソーホーにあるご自宅に招待されていたのでお邪魔した。28年前、アメリカをグレーハウンドで回ったときにもソーホーからリトルイタリーやチャイナタウンを歩いた記憶がある。80年代のソーホーは芸術家の住む街っていう触れ込みであったが、今では高級ブティックやおしゃれな飲食店がたくさんある街に変わっていた。
ネラさんのご両親は衣料品の倉庫だった3階建ての建物を自分たちの手でリフォームして暮らしているそうだ。エレベータホールから玄関までの廊下のレンガはもとからの壁だそうで、高い天井に広い空間。その中にご夫婦のアート作品がさりげなく置いてあり、雑誌に出てくるニューヨークのアパートそのものだった。

Nera’s parents invited us to dinner at their house. They live in a nice apartment in SOHO. They renovated a warehouse into apartments by themselves.