1999年に自宅を新築するときに薪ストーブを設置しました。我が家のストーブはダッチウェスト社のフェデラル・コンベクション・ヒーターFA225です。サイズはシリーズ最小のスモールですが、その分少ない薪で最高出力を発揮でき、我が家にはピッタリです。
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薪ストーブを設置するに当たり最初に考えたのはどうやって燃料の薪を集めるかだった。幸いTrescasaが住んでいるのは瀬戸内の田舎町、周りは自然がいっぱい。「まぁ、どうにかなるだろう。」という根拠のない自信で思い切った。
当地では当時は薪ストーブがある家はそれほどなかったと記憶している。ログハウスがブームだったので、「夢のログハウスに暮らす」といった雑誌や「ビッグフット」などのログハウスメーカーが薪ストーブを大きく取り上げていたものの、温暖な気候の瀬戸内ではある意味「夢の暖房器具」といった存在だった。
そんな「夢の暖房器具」を我が家につけるきっかけは知り合いの方が個人輸入でログハウスをカナダから輸入し、なんとカナダ人の大工も雇って自宅を新築したことを聞いたことだった。そのお宅を見せてもらうとダッチウェストの薪ストーブがあったのだ。フロントドアが両開きで、パーツを変えれば石炭も使えるとか!何よりも薪ストーブからの柔らかい熱が体全体に伝わってきて、温風ヒーターとは全く違った。加えて薪が燃える匂いがキャンプの時の焚火を連想させてくれる。家の中で焚火ができるのは最高だと思った。
初めて買ったチェンソーは近くのホームセンターで売っていたリョービの「ES-3235」でした。黄色のボディでエンジン排気量が31.7cc。少々非力ですが、薪集めに3年間活躍してくれました。
最初のうち、薪は知り合いから庭で剪定した木などを頂いていました。太くても大人の腕の太さくらいだったのでリョービのチェンソーで十分でしたが、その内に道路工事で木を伐採しているのを見つけ交渉して譲ってもらう機会も増え始め、どうしてももう少しパワーのあるチェンソーが欲しくなりました。そんな時、隣町の農業器具屋さんにぶらりと立ち寄って話をしていると森林組合の払い下げのチェンソーを売ってもらえることになったのです。その時にスチールというメーカーを初めて知りました。さっそく使ってみてまさに「目から鱗」だった。エンジン音からして今まで使っていたのは何だったのかという感じでした。
10年使ってきて、チェーンとプラグを1回交換した以外は故障知らずです。キャブレータの調整不足からか、たまにエンジンが一度止まると30分くらい間を置かなければ再始動できないことがある。購入した農機具店で修理もしてもらえるが、今の所はそのまま使っている。