これまで3年連続で行ってきた北海道でのキャンプ旅行ですが、年々高くなるフェリー運賃、その上末っ子が小学に入学し幼児料金を払わなければならなくなったこともあり、北海道をあきらめ信州方面にキャンプに行きました。
自宅を午前3時に出発。高速を乗り継ぎ、中央自動車道伊那ICで降りてマルスウィスキー本坊酒造の工場を見学。ちょっと変わった形の瓶のブレンドウィスキーを買った。キャンプでちょびちょびやっていくのにちょうどよかった。
そしてこの日のキャンプ地は「キャンプファーム いなかの風」。天気予報で雨の予報が出ていたので、駒ケ根周辺のキャビンで手軽な価格で宿泊できるところを探していて偶然見つけたキャンプ場だ。休耕田や畑を利用したテントサイトやヤギ小屋があったりとちょっとかわったキャンプ場だった。フィンランドのログキャビンの中には我が家と同じダッチウェストの薪ストーブがあった(残念にも使用はできなかった)。この日は予報通り突然の豪雨が降ったりやんだりの天気で、おまけにすごく寒かった。料理はキャビンのテラスをグランドシートで囲って風よけ代わりにして行った。
項目 | 詳細 | 円 |
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いなかの風 | ログキャビン | 12,400円 |
長野自動車道の須坂長野東ICで降り、山田牧場キャンプ場へ。この辺りは冬場はスキー場になるらしい。その名の通り牧場のすぐ横にあるサイトは傾斜地にあるのでテントも傾いてしまい非常に寝辛い。
この日も夕方に突然の大雨。テントを立てるのを一時中断した。1時間ほどで雨がやみ、急いでテントを立て夕食の準備。夕食後近くの温泉宿の外湯に入った。雨に打たれながら入る露天風呂もなかなか風情があってよかった。
項目 | 詳細 | 円 |
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山田牧場キャンプ場 | フリーサイト(2泊) | 5,500円 |
七味温泉紅葉館 | 大人日帰り入浴 | 500円 |
車で山田牧場からさらに山を登ると志賀高原に行くことができる。前山のサマーリフトで一気に前山山頂へ。リフトの傾斜が半端でなくて怖いくらいだ。ここからはいくつかのハイキングコースがあるようだが、まだまだ雨に降られる危険性もあるので私たちは大沼池までの往復コースを歩くことにした。途中の湿原にはボードウォークがあり可憐な高山植物をまじかに観察できた。大沼までは少々アップダウンがあるが子供たちは音を上げることなく歩き通した。帰りは上林温泉で湯につかりキャンプ場に戻ってきた。
項目 | 詳細 | 円 |
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前山サマーリフト | 大人(往復) | 540円 |
上林温泉せきや | 大人日帰り入浴 | 現在日帰り入浴なし |
松本市内で買い物をし、安房トンネルを抜けて平湯へ。平湯キャンプ場をベースに周辺を観光することに。
この平湯キャンプ場は広大な林の中を立ち木をうまく利用してサイトが作られている。キャンプ場の奥に行くほど静かだが、迷路のような道を進むだけでも苦労する。
項目 | 詳細 | 円 |
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平湯キャンプ場 | オートサイト(4泊) | 15,600円 |
ひらゆの森 | 大人日帰り入浴 | 500円 |
この日は乗鞍岳登山をした。乗鞍岳はマイカー規制で自家用車で行くことができないので路線バスを利用した。平湯から乗鞍畳平まで行く途中シャトルバスから野生のクマを見かけた。(9月に畳平のドライブインにクマが現れて間顧客を襲う事件が発生したそうだ!)
畳平から高山植物が咲く鶴ケ池横を抜けるとしばらくアスファルト舗装の道が続いた。緩やかな登り道をさらに進むと前方に乗鞍岳の剣ヶ峰が見えてきた。豆粒の様な登山客がたくさん登山道に見える。登山道はかなりのガレ場みたいだ。肩の小屋でトイレ休憩をして登り始めた。登山道の道幅が狭いうえ、登山客が連なってなかなか前へ進めない。30分ほど登った山道脇にライチョウを発見。生態調査の対象なのか足に足管をしていた。
1時間ほどで剣ヶ峰に到着した。登山を終えて肩の小屋でガスストーブでお湯を沸かして食べたカップ麺が最高に美味しかった。
項目 | 詳細 | 円 |
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シャトルバス | 大人往復(ほおのき平-畳平) | 2,200円 |
かみの湯 | 大人 | 500円 |
上高地を散策した。この日も平湯からシャトルバスを利用。途中でまたクマを発見。
上高地バスターミナルから明神池までを梓川沿いをハイキング。昨日とは趣の違う森林浴を楽しみながらのコースだった。
項目 | 詳細 | 円 |
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シャトルバス | 大人往復(平湯-上高地) | 2,000円 |
この日は穂高登山に挑戦した。といっても本格的な登山は無理なので、新穂高ロープウェイで西穂口駅まで行きそこから西穂山荘まで歩いてみることにした。1時間ほどの登りだ。西穂山荘へは昨日行った上高地からのルートもあるそうだ。山小屋には北アルプスを縦走してきたり、上高地から登ってきた人たちでにぎわっていた。
項目 | 詳細 | 円 |
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新穂高ロープウェイ | 大人往復(しらかば平~西穂高口) | 2,700円 |
タルマのゆ(奥飛騨) | 大人日帰り入浴 | 800円 |
高山経由で東海北陸道を南へ。白鳥ICから福井県に入った。この日の宿は福井県おおい町の八ヶ峰家族旅行村。
アルプスを出て近畿に入った途端蒸し暑くなってきた。さすがに夏休みといえども、滋賀県との県境に近い山奥にあるこのキャンプ場はすいていた。近畿圏ですいていそうなキャンプ場を探していたが、見事に的中した。テント泊最後の夜を静かに過ごすことができた。
項目 | 詳細 | 円 |
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八ケ峰家族旅行村 | オートキャンプ(1泊) | 2,300円(他に入村料) |
四国に戻る途中に岡山県「かんぽの宿 美作湯郷」に泊まった。カミサン側の親類一同で毎夏一泊旅行に行っているのでキャンプの最後に合流することにしたのだ。
翌日台風が接近しており、帰りはものすごい暴風雨になった。(この台風9号は兵庫県を中心に死者・負傷者多数を出した台風だった。)