ヨーロッパ 鉄道とレンタカーの旅
第7日目 8月7日(木)現地時間
さぁ、ブルゴーニュの「グラン・クリュ街道」ドライブへ出発だ。 高速A31号をディジョン手前で降りて県道D122号に。 |
いきなり「フィクサン(Fixin)」の標識が! ブルゴーニュワインはあまり詳しくないが、聞いたことのある名前に興奮気味になってきた。 |
「グラン・クリュ街道」をムルソーに向かって南下した。 道幅が狭く、車を寄せる路肩があまりない。県道と言っても市街地以外は時速制限が90キロもありゆっくりと運転していられない。 あれよあれよという間に「モレ・サン・ドゥニ村(Morey-Saint-Denis)」。 観光客でごった返していると思っていたのに本当に静かだ。結局日本人ツーリストにはまったく遭遇しなかった。 |
そしてついに「ヴォーヌ・ロマネ村(Vosne-Romanee)」にやって来た。 あらかじめナビのお気に入りに入れてあった通りに進み「ロマネ・コンティ(Romane Conti)」の畑に到着。 写真で見慣れた十字架を発見。 |
|||
畑には葡萄の実がいい色に色付いていた。実は思っていたより小さいがしっかりとしている。 |
ちょうどお昼時だったのスーパーで買ったサンドイッチを食べることに。 ロマネコンティ畑のある丘を少し上った場所にあったベンチで休憩。ソーヌ川にむかって丘が緩やかに傾斜している様子がよくわかった。 |
次に「ボーヌ(Beaune)」の街を訪問。 葡萄畑の静けさが嘘のように街は観光客でごった返していた。 施療院 「神の館 (Hotel-Dieu)」に立寄った。数か国語対応の音声ガイドを聞きながら館内をゆっくりと見学。 最後のブティックではオスピス・ド・ボーヌの販売もしていた。 |
その後一旦ムルソーの宿に戻り近くのカーヴを見学。 歩いて10分ほどの「シャトー・ドゥ・ムルソー(Chateau de Meursault)」というドメーヌに行った。 試飲は18ユーロ。かなりお高目だ。受付でグラスを渡され、矢印に従ってシャトー内を自由見学。地下のカーヴを抜けたところにDegustationがあった。 ここは観光客がバスで乗り付けるような所謂観光ワイナリーのようだった。試飲担当係も大忙しで、一向に案内してくれる気配なし。やっと一杯ついでくれたかと思ったら別の団体のお相手をして戻ってこなかった。 なので自分で適当に手酌で試飲することになった。子供連れのアジア系ということで相手にされなかったのか! 8年前に行ったボルドーとは大違いだ。ボルドーはシャトーマルゴーも無料で見学できて且つグランクリュの試飲ができたことを思い出した。 |
|
待ちに待った「Hotel le Chevreuil」での夕食。 7時の予約でテーブルについた時は我々だけだったのが30分ほどでレストランは満席となった。 一番格安24ユーロ「Menu du Terroir」というセットメニューを注文。エスカルゴ、鶏胸肉のクリーム煮、ラ・フランスコンポート。 ワインは地元ムルソーDomaine Matrotの「サン・ロマン(Saint Romain)」で至福の時を過ごした。 |