ヨーロッパ 鉄道とレンタカーの旅
第3日目 8月3日(日)現地時間

ミラノ~シャモニ鉄道ミラノ~シャモニ鉄道マップ
朝7時25分ミラノ中央駅発のユーロシティでスイス・フィスプまで移動。途中で雨が降ってきた。
10分の乗換時間でスイス連邦鉄道の急行に。
念のために1等車両を予約していたのだが、列車はガラガラ。40分でフランスとの国境の町マルティニに到着。駅のコンビニで昼食のサンドイッチを購入。
モンブラン・エクスプレスはスイス・マルティニとフランス・シャモニーを1時間半で結ぶ山岳鉄道だ。
列車はマルティニ駅を出発すると山を登って行った。
50分かけてフランス側のヴァルロシーヌ駅に到着。
ここで列車を乗り換えて再び山間の線路をシャモニーに向けて走って行った。
途中雪をかぶったモンブランの山々が見えてきた。
4000m越えの山が間近にに聳え建つ日本では見られない景色に興奮した。
宿はシャモニーではなく隣村のレ・ズッシュだ。
レ・ズッシュを選んだ理由はシャモニーは観光地化していると聞いたので少し離れたレ・ズッシュにしたのだ。
3泊したホテル・サンタントワーヌは駅から500mほど離れている。
スーツケースを押して行くのが大変だった。
雨も止んだので予定通りビオナセ氷河まで行くことにした。
ベルビュー・ロープウェイ乗り場までのバスは1時間後なので歩くことにしたのだが案外遠かった。
ネットではモンプラン・マルチパスはベルビュー・ロープウェイには使えないとかの記述があったので確認してみるとOKとのこと。
3日間有効のパス81ユーロを購入。
10分程度でベルビュー頂上駅に到着。そこからトラムウェイ・モンブランT.M.Bの途中駅まで徒歩3分。到着と同時に雨が降り出した。/td>
とりあえずトラムウェイに乗車して終点のニ・デーグルまで行くことに。
終点駅に着くと雨はさらに激しくなってきた。
と思ったらやんだり、降ったりの繰り返し。結局氷河を見に往復すると帰りの列車は悪天候のため最終便になり5時を回ってしまうことが分かり、断念。
今来た列車が折り返し下るのに乗ることにした。
途中で雲がなくなり晴れ間が見え始めた。
そこでコル・デ・ボーサ駅で途中下車をしてプラリオンのテレキャビンでレ・ズッシュに戻ることにした。
コル・デ・ボーサ駅からテレキャビン乗車口まで30分のハイキングとのこと。
だが、峠越えのコースだと分かったのは駅を歩きだしてからだった。
途中でチーズ工房の看板を見つけてちょっと立ち寄ることにしたのだが、脇道を折れて30分とある。
牧場手作りのチーズらしいので大量生産のとは味が違うはずだ。
そう信じて歩くこと30分。牧場の脇に「Alpage de la charme」の看板。フランス人らしき先客の旅行者が数人いた。
小屋の中を見せてもらうとハムとフレッシュチーズを作っていた。チーズをひとつ2.2ユーロで購入。
そこからプラリオンのテレキャビン乗車口までの近道を教えてもらった。
途中でキノコ狩りをしているおじさんたちに遭遇。とても大きいキノコだった。名前を教えてもらったが忘れてしまった。
テレキャビン乗車口から渓谷を挟んで向かいの山々がすごくきれいに見えた。
夕食はホテル名物のピッツァを3種類食べた。