メキシコ旅行Day9

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1988年1月3日(日)晴れ

午前中は、ミトラの遺跡に行ってきた。ホテルはチェックアウトして荷物を木村さんのホテル預けて2等バスターミナルへ。バスはすぐみつかり遺跡まで一時間くらいで着いた。終点から移籍までは2キロほどあり、町の中を歩いていった。日本人の観光客が10人くらいバスの乗りつけてきた。遺跡の横におるメルカードで綿のセーター、ポンチョ、それにベルトを買った。セーターの方は安かったけど、ベルトが3万5千ペソというのはちょっと信じられないな!ぽんちょオンチンが4万ペソ。あわせて6万5千ペソにまけさせたけど、もう少しまけさせみたい。帰りインディオのおばちゃんが遺跡の墓くらいから黙ってとってきた小さな顔の彫り物をポケットから出してきた。向こうにたくさんあるから”Mire. Mire.”という。セーターなどの入たカゴの中からごそでそと出してきたのはいかにも発掘してこたという風に土のついてもので、最初の言い値は1万ペソ。でもよく考えるとこんなの元はただなのに、思い切って半額というと、首を横に振る。それでも結局半額にさせたけど、おばちゃんおつり出すのにサイフからお礼出すけど、案外たくさんお金持っているの!
帰りがおそくなった。トゥールの大木は結局バスの車窓から見るだけで、オアハカにもどってきた。ベラクルスでおじさんがいっていた木テルモノニュアルにチェックイン。2万5千するだけあって今までで一番いいな。落ち着く間もなくサッカーのチケットを買うためにスタンアムに行こうとタクシーをひろったけど、ひどい運ちゃんで連れていってくれたのはStad Benito JuarayではなくUniversitatのスタジアムではないか!結局道を聞きな30分くらい歩いてやっとスタジアムについた。もう観客でごったがえしているかと思ったら人はまばらで、露天がやっと出ているといっ具合。とりあえずチケットを買い、のどを潤して10人くらいの列について30分くらいすると中に入れてくれた。入口のところで身体検査をするのだけど、カバンの中の山端さんがくれたお守りを何だといってうたがったけど、出してみて軽かったので中までみなかった。試合は地元のオアハカチームとビジダーのチェトラマルで前半は0-0。後半25分にペナルティエリアのところからのシュートをキーバーがすべらせてゴール。その前にもゴールがあったけどオフサイド。そして次第に試合が荒くなって、むこうのチームからとうとう退場者がでてからはこちらのペースで38分くらいにバックバスをうばって2点目。そして2ー0で圧勝。スタジアム自体は5千人くらい収容の小さいスタジアムで指席席はなし。座席は石だった。半分くらいうまったくらいで、向こう側は熱心なファンが100人くらいいたくらいだった。でもさすがサッカーの本場。2部りーグとはいえ、試合が進むにつれて雰囲気か日本でみるのと違いな。観客からはヤジとか応援のが声が絶えずして、口笛はビービー鳴るし、爆竹はパンパン。なんかガリガリと言う楽器を回したり.シュートがおしいと「う~ん」をみんなで言ったり、ゴールが入るとそれはすごい騒ぎ。スタジアムからセントロまでは歩いて帰り、ホテルでシャワーをあびて夕食に。本に載っていたレストランなのでさすが日本人のカップルがいた。8時に木村さんの所に荷物を取りに行き、一緒にホテルアルバンにオアハカゲラゲッツアの踊りを見に行った。ホテルのロビーでやるのだけど日本人の団体がいて、
20人くらいかな。あんなに多くの日本人を見るのは久しぶりだった。なんか踊りを必死子でスケッチしていたので芸術愛好会の旅行かな。踊りはインディオのではなくスペインとのミックスといった感じだった。なかなかかわいい女の子がいたな。木村さんは明日飛行機でDFに行くそうだけど、50ドルするし、便利だけど着いたらまたホテルに泊まらなければならないから俺は列車にしよう。