ヨーロッパ 鉄道とレンタカーの旅
準備編

アメリカドライブマップ ヨーロッパの旅のルート

子どもたちが成長し、部活動や受験で忙しくなり、しばらくキャンプや旅行から遠ざかっている。
ちょうど3年前に大学時代にお世話になったホストマザーを訪ねてアメリカ中西部を旅した。
その時はレンタカーを借りて2000キロ以上をドライブした。最初は左ハンドル、右側通行に戸惑ったが、慣れればアメリカのハイウェイはまっすぐで楽なドライブだった。

今回も最低限の準備だけで臨んだヨーロッパの旅。長男は大学受験のため自宅で勉強。母親もいっしょに残ることに。父と子二人で臨んだ旅行。はたしてうまくいくことやら!


準備編

旅行の準備を始めたのが6月末。再び北米を、とも思ったが末っ子が前からパリに行きたいと言っていたので格安チケットを探してみた。航空券自体は往復で10万円ほどだが、それに燃料サーチャージ等をプラスすると結構な値段になる。小学生と中学生に私の運賃で50万円に!

宿泊費で旅費を抑えようと思ったが、アメリカと違ってヨーロッパにはモーテルの様な施設がなく、トリプルの部屋を取ると一泊100ユーロ前後。それも朝食なしの値段だ。私一人だとバックパッカー向けの安宿も視野に入れるのだが、子連れではいろんなことを考慮せずにはいられない。

今回の前半の旅のメインはまずシャモニー・モンブランでのハイキング。そしてブルゴーニュのグランクリュ街道ドライブだ。後半はパリ観光をメインに置いたが、欲を出してモン・サン・ミッシェルまで日帰りドライブを最後に設定したのが今になって思えば大変だった。

ドライブのナビは前回用いたガーミンnuvi1460。ベースマップは新たにヨーロッパ版SDカードを購入した。アマゾンの輸入品だったが何ら問題なかった。
ホテルの予約はすべてBooking.comのサイトを利用。途中で幾度もキャンセルや日程変更を行ったので、決済が宿泊のホテルまで延ばせるのが利点だ。
現地での情報収集の手段は、主にホテルの無料wi-fiをiPadで利用した。私は日本でもいわゆるガラケー持ちなので、海外旅行の際モバイルルーターをレンタルしようかとも思ったが、どれだけ利用があるか不明だったので結局しないでいった。おまけに出発の朝空港に向かう途中に携帯を自宅に忘れて来たのに気づく有様。結果的に携帯は現地で使うことはなかったが、旅行途中で急に調べたいこと等が出てきたときにモバイル環境があれば便利だったかなとも思う。これは次回への課題となった。

私は居住地が西日本なので海外旅行の出発は関西国際空港からだと思っていたが、航空券を購入するときに出発空港を地元の地方空港に設定しても関空に設定しても運賃がそれほど変わらないことに気付いた。その上出発を関空だけではなく、遅行空港発で羽田経由や成田経由からも選べることができるので結果的に選択が広がった。

さらにオープンジョーといって現地到着空港と出発空港を別にすることも可能なのだ。旅行日程が限られている場合は現地の二都市を飛行機で移動すると思えば時間短縮になるので得と言える。

ということで、行きは高松空港から一旦羽田に飛び、成田まではリムジンで移動してオランダ・スキポール空港経由のミラノ・リナーテ空港着。帰りはパリ・シャルル・ド・ゴール空港からの羽田の直行便で、乗り換えて高松に戻ってくるという経路だ。

後で気づいたことだが、単純往復ならエールフランスやKLMといったキャリアーのサイトでチケットを購入した方がマイルも付くしお得だということだ!

GETTING READY
I always flew from Kansai International Airport because I thought it was the closest international airport. But I happened to find out that I could use Takamatsu Airport and fly to any aipport in the world via Narita or Haneda. And what’s more, the fares are the same! It helps to save time and money. We need not to go all the way to Kix.