アウトドア料理

キャンプでこれまで作ってきた料理等を振り返りました。


TresCasasの料理スタイル

七輪にダッチオーブンがTresCasasの料理定番ギアだ

我が家ではキャンプのメインディッシュをダッチオーブンひとつで作っている。ダッチオーブンに材料と調味料を放り込み七輪にかけるだけ、あとはキャンプサイトでのんびりと料理のできるのを待つだけだ。

料理のレシピーは他のサイトに譲るとして、TresCasasのクッキングスタイルについてもう少し説明しよう。


ダッチオーブン

手作りのダッジオーブンケース

キャンプギアのページでも書いた通り、TresCasasはロッジ社の10インチサイズのものを使っている。一回り大きい12インチのは鶏一羽をまるまるローストするのにも十分な大きさだが、取り回し等を考えて10インチサイズを選んだ。もう15年以上愛用しているTresCasasのダッチオーブンは黒光りがして惚れ惚れする。

ダッチオーブン収納ケースは自分で作った。もちろん市販のソフトケースも便利だが、鍋敷き代わりにもなるよう羽目板を使って自作した。これだと車に積み込むときも上からものを置いても大丈夫だ。


七輪で木炭の着火方法

TresCasas流着火方法は着火剤はバーナーを使わない。使うのは古新聞、枯れ枝、そして消炭(または木炭のかけら)。

注意:新聞紙、広告に使われているインクの有害性は確認していません。七輪の上に直接網を置いてバーベキュー等をする場合は別の方法で着火することをお勧めします。

右図のように、捩じった古新聞の上に火種になる枯れ枝を置き、その上に消し炭を少し置く。そして新聞紙にマッチで火をつけ、あとは団扇で七輪の下の空気口からに思いっ切り風を送り込むだけ。下から噴き上がる火が炭に着くと炭が赤く熾ってくる。我慢して団扇を扇ぎつづけること5分間。木炭に火が十分着いたらOK。あとは大き目の木炭を七輪の上から入れるってわけだ。七輪の中にあまり木炭を詰め込みすぎないようにすること。一旦火がつくと七輪は下の空気口からの空気で対流が起こりものすごい勢いで燃え出してしまう。

あと、脚の着いたアウトドア用ダッチオーブン以外を使う場合には火加減調整のためにも五徳を使うと便利だろう。

余談だが、キャンプ場に行くと木の根元や釜戸の近くにのこった木炭をそのまま捨てていくキャンパーがいる。消炭は火が付きやすいのでとても便利だ。ちょっと面倒だけど余った炭は夜のうちに水を掛けたり、壺に入れたりして消し炭にして翌日持って帰るのが一番いい。TresCasasはキャンプ場でこういった炭を見つけると迷わず頂いて帰る。下手をしたら捨てられた炭だけを使って自分で買った炭を使わずに済んだなんてこともある。


その他

パエリアもアウトドアで作るとちょっと贅沢でおいしい。
使う具材に決まりはない。その日スーパーや市場で買えるものを使って十分うまいパエリアができる。一つだけ言えば、海鮮類からとれる出汁(ストック)は欠かせない。貝類でも海老でもイカでもいいがどれか一種類はぜひ入れたいものだ。
あと飾りつけにオリーブの実やレモンも用意しておきたい。

もちろん七輪の用途は他にも使い方はたくさんある。料理する分だけ木炭を使うのが理想だけど実際はそうはいかない。TresCasasは炭が熾っている間に鍋で麦茶を沸かすようにしている。我が家の子どもたちはジュースよりお茶が好きだからだ。