アメリカ再訪 レンタカーの旅12日間

JFKマンハッタン地図ニューヨーク市地図

第2日目 8月9日(火)現地時間

JFK到着:ニューヨークJFK国際空港は定刻より30分早く到着。預けたスーツケース1個がバゲージ・クレームのターンテーブルに出てこない。しばらく待つが、やがて周りに私たち以外誰もいなくなってしまったので係員にタグを見せて調べてもらった。スーツケースはなぜか
隣のターミナルにあると言う。空港のターミナルを結ぶエア・トレインでターミナル3へ。重いスーツケースを引っ張り、早朝から空港をうろつく羽目に!

なんとかターミナル3に行き事情を説明、係員が奥のほうからようやく私たちのスーツケースを見つけてきて一件落着。しかし、なぜこんなことが起こったのか?腑に落ちないまま、タクシー乗り場でマンハッタン行きのタクシーに乗り込んだ。
NYCのタクシードライバーは移民が多いと聞いていたが、私たちのタクシーのドライバーも風貌から判断してアラブ系移民のようだった。ホテルの住所を伝えると頭の中でルートを計算しているのだろう、伝えた住所を何度も口に出して言っていた。
高速を使うと渋滞するので地道を走ると言って、すごい速度で飛ばし始めた。まるでジェットコースターに乗っているようだ。30分くらいでホテルに到着。後部座席の子ども達は、やっと着いたという顔つきだった。

<Day 2> August 9 EST
Arrived at JFK half an hour ealier than scheduled. One of our baggages was missing at the luggage claim, which turned out to be delivered at the wrong terminal.
The taxi from JFK was like a roller coaster. On asking the address of our hotel, he mumbled it several times, calculating the shortest way. He drove us to the hotel in 30 minutes without using highways. He told that he had a grandson just the age of YAMATO.


ホテル到着:スーツケース騒動で結局空港で朝食を食べれなかったので、ホテルでそのことを言うとフロントのお兄さんがキッチンにあるものなら食べてもいいと言ってくれ、一息つくことができた。部屋にはまだ入ることができないので、
荷物を預けてまずエンパイア・ステート・ビルにでも行くことにした。ホテルがあるの49丁目から51丁目地下鉄駅まではあるいて2ブロックの距離。まずメトロカードを購入。一枚のカードで4人まで利用可能なので2枚購入したが。残高を確認するには
駅にある機械にカードを読み取らせる必要があり、購入額の7%分がボーナスとしてついてくるのだが2日間の滞在で上手に使い切るのは難しかった。さらに、日本の電車のプリペイドカードのように非接触式でなく、機械のスリットにカードを通して磁気テープの情報を読み取らせる
方式で、その絶妙なスピードを会得するのに結構時間がかかった。

Thanks to the taxi driver, we arrived at the hotel in time for the breakfast. The receptionist at the hotel let us eat the breakfast as we would not eat it on 11th.
Our hotel is on the 49th Street, two blocks from 51st Street Subway station. We decided to first go the Empire State Buidling after we checked our bags at the front.


エンパイア・ステート・ビル
ともあれ、どうにか地下鉄を使ってエンパイア・ステート・ビル近くまで行くことができた。ここからが、今回の旅での最大の難関であるセキュリーティ・チェック。2階のロビーに上がるとディズニーランドのアトラクションの列かと思うほどの長い列があった。
それはチケットを買うための列ではなく、セキュリティーチェックのための列であった。その途中で、いくら払えば列に並ばずに展望台に登れるといったアナウンスがあったが、たかが展望台のためにそんなお金払えないのでひたすら我慢。ボディーチェックの次はチケット購入だが、
家族みんなで並ばず代表者一名が並ぶようにと親切なアナウンスがあった。チケットを買ってやっとエレベーターに乗れると思ったら、半強制的に写真撮影をさせられた。ブルーバック背景をビルの屋上から見たマンハッタンの景色に挿げ替えて結構な値段で売るんだろうな。
(この手の商売は、この後自由の女神やナイアガラの滝でも出くわした) エレベーターを2度乗り継ぎやっと86階の展望台へ到着。展望台は世界中からの観光客でいっぱいだった。

The long line before buying the tickets to the deck of the Empire State Building. The views from the 86th floor were fabulous. But too many toursts! After several camera shots, we climbed down and went to Central Park.


セントラル・パーク
エンパイヤ・ステート・ビル降りて向かったのはセントラルパーク。途中でランチできるところを探して見つけたのが「MANGIA」っていうデリ。適当にパンにチーズやハムをはさんでもらったサンドイッチがとても美味しかった。
家族のみんな長旅の疲れからかベンチを見つけて休憩。子どもたちはリスを見つけて大騒ぎに。セントラルパークの中をあてもなく歩いていくうちに雨が降り出したので、少しばかり早かったが地下鉄の駅を見つけてホテルに帰ることにした。ロビーで待つこと30分、やっと部屋の準備ができた。今回の旅で一番高いホテルがこのマンハッタンのホテルだが、リビングにベッドルームが2つと
キッチンまでついているまるでアパートのようなホテルだった。

We ate lunch at a deli named “MANGIA”, which was packed with tourists and businesspersons half and half.
Due to the jetlag, we spent most of the time afternoon resting on the benches in Central Park except Yamato, who found several squrrels and began chasing them. But we went back to the hotel because it began to rain.


ヤンキース観戦:この夜は、待望のヤンキースの試合観戦に行く予定なのだが、雨が次第に激しくなり止みそうになくなってきた。天気予報も今夜は雷雨!もうだめかな、と思い家族全員がベッドで眠ってしまい、起きたのが夕方5時過ぎ。
雨のときように日本から持参していたポンチョを子どもにかぶらせ、ビーチサンダルでヤンキー・スタジアムに向かうことにした。日本で調べた情報では、スタジアムには手荷物が一切持ち込めないとあったので、その情報を真に受けて手ぶらで出かけていった。

スタジアムのある161丁目駅に着く頃には雨も止んでいた。まず、予約時に使ったクレジットカードをチケットオフィスで見せてチケットを手に入れた。そして、いよいよスタジアム内に入るのだが、入り口に「手荷物はお一人一つまで」っていう掲示を見つけたときには、いったい雨の中を苦労して何も持たずに来たのは何だったんだと腹立たしくなった。雨がやんで不要になったポンチョを入れておくバッグもないのですべて手にさげて帰ることになったのだ。
試合開始までショップを見たりして、メジャーリーグの雰囲気を味わった。われわれの席がある「ジム・ビーム・スィート」へは専用の大きなエレベータに乗って行った。ジム・ビームは言わずと知れたバーボンウィスキーのブランドなのでラウンジには未成年は入れないのかと思いきや、まあ名前だけで別にバーボンを売っているわけではなかった。ラウンジに入るときにチケットを見せると腕にIDバンドを巻いてくれた。次男はそれが気に入ったのが、ずっと外さず帰国後も2週間くらいつけたままだった。

試合は、5-4でエンジェルスに逆転負け。でも、観客全員がショーを楽しむって言う雰囲気で、私たちは試合以上にその応援風景を楽しんだ夜だった。

The rain almost stopped after we took a nap at the hotel. Putting on ponchos, we hurried to the Yankee Stadium. Our seats were in the tier, from which we could have a nice look at the whole stadium. Kids enjoyed free refill of Coke at Jim Beam
Bar. Moreover, this was our first experience of the Real American entertainment rather than just an event of sport spectating.