カンボジアの旅その1 1994年12月25日~1995年1月4日

ベトナム編:ホーチミンにて

カンボジアJICAで調整員をしている友人を訪ねて初めてカンボジアを訪れた。

その当時日本からカンボジアへ行く空路は、タイ・バンコック経由かベトナム・ホーチミン経由の二つ。どうせならベトナムでトランジットして観光しちゃえということで、ホーチミン経由を選んだ。

関空からのベトナム航空便はほぼ満席。半分はベトナムへ帰るベトナム人で残りが日本人旅行者といった感じだった。6時間のフライト後、ホーチミンのタンソンニャット空港に到着。入国審査でものすごい列だったが無事通過。税関で友人に頼まれたビデオテープの検閲があった。係官がビデオを一本一本モニターで見ていた!

ホーチミン市内へ行く手段はタクシーのみ。歩いていたらオートバイのおじさんがしつこく言ってくるので二人乗りで市内まで乗せてもらうことにした。『地球の歩き方ベトナム編』に載っていた「ホテル・マジェスティック」は改装中だったので近くの「ホテル・ボンセン」にチェックイン。エアコン、バス付きで38万ドン(約3千円)だった。

ベトナムの料金設定がいまいち分かりずらい。ガイドブックにも外国人料金ありと書いている。ガーナだと値段交渉すればいくらかでも負けてくれるのだが、ベトナムでは頑固に譲らない。国民性の違いなのだろうか。

市内観光をどうしようと思っていると空港からバイクで送ってくれたおっさんがシクロ・ドライバーをやっているということで市場に連れて行ってもらった。観光客相手ではなくベトナム人が利用する市場らしく活気にあふれていた。

このシクロのおじさんにはカンボジアからの帰りにもお世話になり、メコンデルタにも案内してもらった。


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